9/21(金)~9/24(月・祝)

神戸アートビレッジセンター

ABOUT

日本を代表する偉大な映画解説者・評論家の淀川長治氏は、映画黎明期から数々の映画を見続けてきた、日本における映画評論家の先駆者の一人になります。
今回の特集では、淀川氏の愛した数々の映画から「戦艦ポチョムキン」「恍惚の人」「愛の亡霊」「キッズ・リターン」の4作品をセレクトして上映します。
また、各作品について淀川氏の当時の解説も合わせてご紹介します。淀川氏の解説には、限りない映画への愛情、鋭い感性、抜群の記憶力による淀川流の映画の楽しみ方、味わい方が詰まっています。この機会に、映画発祥の地であり、淀川長治出生の地・神戸で淀川氏の愛した作品に触れ、映画のもつ豊かで想像力溢れる世界を体験ください。

提供:アイ・ヴィー・シー

セルゲイ・エイゼンシュテイン監督はこの作品でモンタージュ技法の理論を確立し一躍世界最高の映画作家になった。1905年の夏、ロシア艦隊の巡洋艦ポチョムキンで、日ごろ不当な扱いを受けていた水兵たちが戦艦を占拠。オデッサ港に市民が続々と結集するが、そこにコザックの軍隊が行進してくる。オデッサ階段の虐殺シーンは有名。

1925/ソ連/約80分/アイ・ヴィー・シー

【上映スケジュール】
9月21日(金)15:00/9月24日(月・祝)10:45

©1973 東宝

ボケ老人と嫁の温かい心のふれあいを描いた有吉佐和子のベストセラー小説を、松山善三が脚色、豊田四郎監督が映画化。八十四歳の茂造(森繁久彌)は老妻の死後以来、ますます老化が激しく奇怪な行動が多く、老人性うつ病になり、同居の息子夫婦(田村高廣・高峰秀子)を困らせるが、嫁は献身的に老人の面倒をみる。

1973/日本/102分/東宝

【上映スケジュール】
9月21日(金)10:45/9月22日(土)15:00

愛の亡霊(1978)監督:大島渚

『愛のコリーダ』で話題をふりまいた大島渚がカンヌ映画祭で監督賞を受賞した作品。明治中期の北関東の貧しい農村。戦争帰りの若者、豊次(藤竜也)は、人力車夫(田村高廣)の女房せき(吉行和子)と深い仲になってしまう。離れられなくなった二人は共謀し、酔った夫を絞殺し、死体を古井戸の中に投げ捨てる。

1978/日本・フランス/106分/大島渚プロダクション

【上映スケジュール】
9月22日(土)10:45/9月23日(日)15:00

©1996 バンダイビジュアル/オフィス北野

北野武監督が落ちこぼれの若者たちの孤独を描いた青春映画。高校生のシンジ(安藤政信)とマサル(金子賢)は、学校をさぼってカツアゲや悪ふざけの日々を過ごしているが、ある日、ボクシングジムに入門。素質のあったシンジはボクシングの道を進み、マサルはヤクザの道に入る。やがて、二人は再会するが…。

1996/日本/108分/オフィス北野

【上映スケジュール】
9月23日(日)10:45/9月24日(月・祝)15:00

引用:淀川長治著、岡田喜一郎編・構成『淀川長治 映画ベスト1000』河出書房新社、2000年、p.12,94,125,185

PRICE

◆一般一律1,200円  ◆かぶっクラブ1,100円  ◆KOBE CINEMA PORT フェスチケット 2枚で1作品鑑賞可
※各回整理券発行・入替制   ※受付にて整理券と引き換え

淀川長治(よどがわ・ながはる)

1909年神戸市に生まれる。幼少の頃より、当時、関西随一の歓楽街と言われた新開地で、映画に親しみ、映画雑誌の編集、洋画の配給会社の宣伝部を経て、「映画之友」編集長となる。のちにフリーに転身し、「日曜映画劇場」の解説者となる。映画解説者・映画評論家として映画を広めることに人生を捧げる。1998年没。